先日、混み合っている蕎麦屋でのひとコマ。
ようやく席が空き、小上がりに座ってオーダーを
済ませ、雑誌を読んでると、後ろの席から中年男性の
声が聞こえてきた。蕎麦は、どうだこうだと連れの
人々に講釈を垂れている様子。

「ああ、こんな混んでいる店の中で、よくやるなあ~」
と、ぐらいにしか最初は思っていなかったが、黙って
聞いていると、私の大好きな「某店のぶっかけ」は、
品が無くていけないと語り始めた。

 そうか、私は、B級グルメぐらいだと思っていたけど、
じゃあC級かなあ、と素直に思ったりしたが、だんだん
腹が立ってきて、心の中で、
「そんなのあんたに言われたくない!」と叫んでいた。

 一通り講釈が終わった頃、彼らの隣の席のご婦人に
お店の人が、「はい、ぶっかけ、お待ちィ~♪」と
言って、「ぶっかけ」を置いた。

 彼だけでなく、連れの三人も、とても静かになった。

ああ・・・私も似たようなことをどこかで
               していたかもしれない。

 執筆 旅人のお供       
                
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